自然ノイズ

自然界でも超音波は発生しています。

・雨が樹木の葉をたたく音

・雨が地面をたたく音

・噴水

・水が流れ落ちる音

いずれも水関係ですが、これらには超音波が含まれています。いずれも強い音でないとバットディテクターでは聞き取れません(小雨では超音波は聞こえません)。バットディテクターでは40kHzあたりに音量のピークがあるようですが、実際には可聴音から超音波域まで幅広い音域が含まれるホワイトノイズに近い音のようです。

バットディテクターからの音をボイスレコーダーで録音すると、雨の音が録音されていました。レコーダーの位置関係からすると、地面ではなく樹木の葉を雨粒がたたく音を拾ったようです。瞬間的なパルスとして記録されていますので、単独だとノイズに間違われるでしょう。雨が強くなるとパルスの数も増えるので雨の強弱もわかります(単位時間内の雨粒の数が増えるということ)。
雨が降っていないような日でも、単発のノイズが録音されていることは珍しくありません。ひょっとしたらそんな日でもごく少量の雨粒が落ちているのかもしれません。こういう「微少雨」ってのは気象学の研究の対象になりませんかね?


・草を踏みつける音

・風で樹木の葉がこすれる音

こちらは植物関係の音です。風で葉っぱがこすれる音は風が強く、葉に近い場所でないとよく聞こえないかもしれません。

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